【Travel No.001】福岡県糸島市 白糸の滝 【DEMOREEL -WEBMAGAZINE】
はじめに
数年前から県内外問わず多くの方に親しまれている福岡の人気スポット糸島。
今回紹介をする「白糸の滝」は、糸島市の南側に位置する羽金山の中腹にあり、近年県外からも多くの観光客が訪れるようになった人気スポットです。
白糸の滝について
名前の由来
【岩肌を白い糸のように流れる姿から、その名がついた】
実はこの“白糸の滝”という名前。糸島市のみならず、多くの県に存在します。
そのため「私の県にある白糸の滝が本物だ!」と思う方も少なくはないでしょう。
明治初期に政府が「滝に名前をつけること」を命じたことがきっかけとなり、昔から有名な滝だった静岡県富士宮市にある“白糸ノ滝”から名前を取り、白糸の滝と名前をつけるのがブームになったそうです。
糸島市の白糸の滝がこの流れに乗ったものなのかは定かではありませんが、そのような流れがあったのかもしれませんね。
ぜひ当時の人にこの滝がどのように親しまれていたのかを聞いてみたいものです。
福岡県指定の名勝
名勝とは名所と違い、国や地方公共団体が「芸術上および鑑賞上価値が高い土地」として認定した場所のことです。
今回の白糸の滝は「福岡県が認めた、鑑賞する上で価値が高い場所」ということですね。
経験・体験・感じたこと
駐車場から緑に囲まれた一本道を進んで行くと、「白糸の滝ふれあいの里」という、そうめん流しやヤマメ釣りなどが楽しめる施設がお出迎え。
私が訪れた日は平日であったにも関わらず多くの観光客が足を運んでおり、レジャーを満喫していました。
そこを通り過ぎると緑に囲まれた落差24メートルの滝が現れます。
その姿は雄大で、この滝の近くでは隣の人の声も少し聞き取り辛く感じるほど大きな音を立てています。
しかしその音は耳に心地よく、都会の人工的な騒音に囲まれた忙しく急かされる日々を忘れさせてくれます。
訪れた日は夏真っ盛り。猛暑日と言われていた日でしたが、近くのお店に設置されていた温度計は28度を指し、とても気持ちよく過ごせました。
滝の周辺情報
レジャー・食事
ヤマメ釣りやそうめん流しが楽しめる施設や、糸島の名産品・地産品を使用した製品を販売している売店があります。
私がこの日に食べた「伊都物語牛乳」を使用したソフトクリームはとても濃厚で、この涼しい空間にとても合いました。
釣ったヤマメは塩焼きにしてもらうことができ、子供の夏休みの体験などにも丁度良いと思います。
通年楽しめる
「滝」といえば「夏季」のイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
しかしこの白糸の滝はそれだけではありません。
冬季は紅葉や薪ストーブ。自家製のそば、暖かい地元料理を楽しめるそうです。
アクセス情報
住所
福岡県糸島市白糸460-6
アクセス
車 前原インターより20分
開館時間
9〜17時(7〜8月は18時まで開館)
定休日
12〜3月の毎週水曜日・年末年始
そうめん流し
1人前 ¥500(5〜9月まで)
ヤマメ釣り
1竿 ¥2,000(釣竿レンタル・餌付)
※釣ったヤマメは1匹¥100で塩焼きにできます
今回の撮影機材
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※この記事は2018年7月25日の記事をリビルドしています。