きっかけ
となりのトトロの作中で、おばあちゃんの畑でキュウリやトウモロコシを収穫するシーンを覚えていますか?
そのシーンのモノマネを私の子供がよくやっていたので、いつか本物のキュウリやトウモロコシを収穫させてあげたいなと思ったことが、家庭菜園を初めるきっかけとなりました。
最初は“収穫”という経験をさせてあげることしか考えていませんでしたが、親子で一緒に野菜や花を育てていく中で、生き物が育つということや、その難しさ、大変さ、尊さを学んでいくきっかけになればいいなと思い、家庭菜園を初めることにしました。
未経験&不向き
マンション暮らしの私には、限られた範囲のベランダ以外に植物を育てるのに適した場所はありません。
さらに午前中はベランダに直射が入らず、昼過ぎ~夕方の西陽に頼った日照条件。
加えて植物を育てること自体が未経験の私……
いえ、嘘をつきました!
中学生の夏休み。二十日大根を育てる宿題で、芽すら出すことが出来ず撃沈しました。
そんな男が家庭菜園なんて出来るのだろうか……いや、逆に苦手克服の良い機会になるのではないだろうか……
何か育てやすいものはないかと色々な植物を検索し、いくつか育てやすそうな野菜や花を選びました。
もちろん、素直に育ててみたいという気持ちも大切にしながら。
育てている野菜 / 花
四季なりイチゴ
今回の家庭菜園の大本命。
正直、私はイチゴが苦手です。
そもそも果物を好んで食べないのですが、妻が好きな果物の一つであるということと、子供と妻が友人たちと、イチゴ狩りに出かけていたので、家でもイチゴ狩りができれば楽しいのではないかと思いイチゴの苗を3つほど購入。
ガーデンレタス
以前、義理の母からガーデンレタスの栽培キットをいただいていたので、こちらも一緒に栽培を始めました。
レタスなどの葉物野菜は食べ応えもあるのでちょうど良いです。
バジル&トマト
さてさて、私はトマトが苦手です。
いくつ苦手な野菜を育てているんだと思われるでしょうが、バジルとトマトがセットになった栽培キットを見つけてしまい、勢い余って購入してしまいました。
無事に育てば、パスタの具材としていただきます。
しそ
育てやすそうというイメージで選びました。
おじぎ草
私がまだ幼かった頃、おばあちゃんにおじぎ草を見せてくれました。
正直、それまでは草や花は生き物ではないという印象を持っていましたが、おじぎ草の葉に触れ、葉が閉じていく姿を見て、植物にも命が宿っているのだと、しっかり認識した記憶がありました。
私の子供は、私よりも賢いのでそんな教えは必要ないのかもしれませんが、草も花も生きているということを肌で感じて欲しいと思い、おじぎ草を購入しました。
ミニひまわり
育てていく植物を選んでいく中で、何回も、うまくいけば何年も受け継いでいける植物はないものかと考えていた中で一番最初に浮かんだのがヒマワリでした。
しかしヒマワリは背が高いので、ベランダを占領してしまうような気がして、結局ミニひまわりを選びました。
これからの時期も頼むことが出来るように。
成長
子供は私たちを親、大人へと成長させてくれます。
私たちは子供を無事に大人へと成長させます。
植物たちは、私たちに“育てる”ことや“成長”することへの喜びを教えてくれ、人として新しい価値観を与えてくれます。
私たちは植物を頑張って育て、成長させていきます。
全ての関係性が”成長”という輪の中で動いているように私は感じています。
これから
無事に育つかは分かりませんが、親子で育てること楽しみ、収穫できた時は歓びを謳おうと思います!